ゲーム心理学専門誌『Journal of Interactive Emotion Research』に掲載された研究によると、 FPSゲーム『オーバーウォッチ』のマッチング待機中にアイドルの動画を視聴したプレイヤーは、 視聴しなかったプレイヤーと比べて試合中のストレス指標が平均28.4%低下したという。
この研究は、「ノース・ウェストブリッジ大学 認知行動ゲーム研究所」が18〜34歳のオーバーウォッチプレイヤー642名を対象に実施。 参加者は以下の4グループに分けられた。
その結果、以下の3項目でアイドル動画視聴グループが最も良好な数値を示した。
「アイドルの笑顔やリズムのある映像は、待機時間中に副交感神経を優位にし、 対戦ゲーム特有の緊張状態をリセットする働きがあると考えられます。 特にマッチング時間が4分以上になると効果が顕著でした。」
さらに興味深いことに、「味方に暴言を吐く頻度」も約19%減少。 一方で勝率自体には統計的な有意差は見られず、
「プレイは上手くならない。ただ少し穏やかな気持ちで負けられる。」
という結果になった。
研究チームはこの現象を "Idol Buffer Effect(アイドル緩衝効果)" と命名。 今後はVTuberやアニメ映像との比較研究も予定しているという。